昨日は東村山市議会予算特別委員会の最終日でした。今回は特に厳しい財政状況のなかで組まれた令和4年度予算の各項目の質疑を終え、答弁から予算に賛成をし討論しました。
議案第11号 令和4年度東京都東村山市一般会計予算 に
かみまち弓子賛成の立場で討論をします。
令和 4 年度予算事業のポイントは、市民生活を守る予算・東村山の未来を拓く攻めの予算とのことでした。
評価する点としては、
1 公民連携手法を用いた公園施設の有効活用の検討
2 小学校屋内運動場空調設備設置事業
3 小中学校トイレ洋式化事業など
長年求め続けてきたものがあります。
令和2年度一般会計決算の討論において、4年度予算編成に向けては
「まだ設置されていない学校への空調システム導入や子どもたちの見守り
オンラインの学活、授業
コロナ禍で困窮するひとり親家庭支援と
不登校、自殺対策
小中学校に生理用品を含めた生活に必要な見守りを!」と要望しました。
残念ながら令和4年度の予算に計上されなかった事業もありますが、
引き続き実現に向けた検討をお願いしたいと思います。
そして、何よりも市長の施政方針説明にあったように、令和4年度の職員数については、平成9年度以来25年ぶりに増員されます。
職場でのハラスメントによって精神疾患で休職される職員をなくすために、しっかりとした対応を求めるものです。
ハラスメントは巧妙に隠れ行われているケースや、監督者でさえ、それは考えすぎじゃないか、などと被害を被った方のこころをずたずたにし、人として生きるちからを失わせるものです。ましてや退職するようなことに追いつめられるようなことや、自ら職を辞することを追認するようなことがあってはなりません。
またコロナ禍では学校における子どもを取り巻く環境が変わり、つながりが少なくなってきてしまっているなか、
学校に行くことができない際に、スクールソーシャルワーカーは親以外で会話できる大切な存在でもあります。
学校に行けない期間にも学ぶことは多くありますが、そうしたことで、兄弟や家族にも波及し気力を失わせてしまっている現状も多くみられます。
これからの様々な困難を乗り越えるちからをつけるためにも
義務教育期間まではなおさら、しっかりと当市ですべての子どもたちを守ることにより尽力してほしいと思います。
基 本 構 想の令和12年度に目指す将来のまちの姿(将来都市像)
「みどり にぎわい いろどり豊かに 笑顔つながる 東村山」に向け、スピード感を持って
さらなる推進をお願いして賛成討論とします。