📝 教育委員会定例会を傍聴しました(令和7年9月3日)
本日、教育委員会の定例会を傍聴しました。
議案はなく、報告事項が中心でしたが、子どもたちの学びや学校現場に関わる大切な内容が多くありましたので、詳しくご報告します。
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1️⃣ 学校給食費の改定について
小学校(恩多小・青葉小)
• 恩多小学校の給食調理室改修工事のため、令和7年9月〜12月の2学期は、民間事業者がつくるお弁当を利用。
• その結果、既製品や下処理済み食材の使用が増え、食材費が上昇。
• 暫定的に給食費を改定:
• 低学年:296円(+24円)
• 中学年:322円(+26円)
• 高学年:348円(+28円)
• 工事終了後は従来通りの調理に戻る予定。
中学校
• 給食費無償化により、喫食率が 56% → 92% に急増。
• しかし工場調理の上限(3,000食)に達し、既製品利用が増加。
• 単価を 346円 → 386円(+40円) に改定。
• アレルギーなどで弁当持参の生徒には、補助金で40円を支給する仕組み。
➡️ 委員からは「周知がホームページだけでは不十分。もっと丁寧な情報提供が必要」との指摘もありました。
※なお、東京都の無償化制度により、小中学校とも保護者負担は無料です。今回の「給食費改定」はあくまで行政側の制度上の整理であり、保護者の方々に追加の負担はありません。
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2️⃣ 全国学力・学習状況調査の結果
令和7年度の結果報告と分析が行われました。
小学校
• 国語・理科で東京都・全国平均を下回る。算数は全国と同等。
• 特に「記述式問題の未回答率」が高く、最後まで解ききらない傾向が課題。
• 一方で、「自分には良いところがある」「困った時に大人に相談できる」と答えた割合は全国・都を上回り、これまで大切にしてきた「子どもを中心とした学校・家庭・地域の連携」の成果と分析。
中学校
• 国語・数学は全国平均を上回り、理科は下回る。
• ICT授業活用率は 全国より10ポイント以上高い(69.4%)。
• ただし無回答率は依然として高く、読解力や表現力、粘り強く取り組む姿勢に課題。
➡️ 委員からは「読解力強化のためには本を読む習慣や授業内での徹底的な指導が不可欠」との意見。
➡️ 中学校で全国平均を上回ったことについては「小学校からの積み上げやICT活用の効果」との見方が示されました。
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3️⃣ いじめ実態調査(第1回)
令和7年4〜6月の調査結果が報告されました。
• 認知件数:小学校133件、中学校58件。
• 学年別傾向:小4で多発、中学では2年生が多い。
• 内容:小学校=冷やかし・悪口、中学校=SNS誹謗中傷やグループ外し。
• 重大事態につながり得る案件:11件(小中合計)。
対応の柱は以下の3点:
1. 「いじめを許さない」という姿勢の徹底。
2. 児童生徒同士が話し合い・合意形成を行う場面設定。
3. SNSを含む情報モラル・リテラシー教育の推進。
• 小学校では認知された事案の84%が「一定の解消が見られるが継続支援中」。
• 保護者や児童本人からの訴えを受け止め、軽微な段階で重大化を防ぐ事例も多く報告。
➡️ 委員からは「小5・6年の件数減少が“安心”ではなく“見えにくい化”かもしれない。丁寧な把握が必要」との意見も出されました。
➡️ また「加害者への指導は“ダメと言うだけ”では不十分。背景や心の掘り起こしが重要」との指摘もありました。
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4️⃣ 9〜12月の事業予定・教員研修
• 定例訪問:小学校7校、中学校6校で実施予定。
• 道徳授業地区公開講座:廻田小で開催予定(他校は2月「命と心の教育週間」で実施)。
• 研修関係:
• 夏季集中研修(授業力向上・ミドルリーダー研修)=延べ184名参加。
• 子ども相談研修=延べ288名参加。
• 東村山市立学校教員研修(テーマ:人権教育)=614名参加、ライブ配信とオンデマンド併用。
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✨ 市民のみなさんへ
今回の定例会では、子どもたちの「学ぶ力」と「安心して過ごす環境」をどう支えるかが大きなテーマでした。
給食費や学力、いじめの状況など、数字に表れる課題だけでなく、先生・家庭・地域との信頼関係の大切さが繰り返し語られていました。
議員として、私はこれからも
• 給食や学習環境の改善を進めること
• いじめを未然に防ぐ仕組みづくりを強めること
• 子どもたちの居場所づくりを後押しすること
に取り組んでまいります。
みなさんの声が、学校と子どもたちの未来をより良くしていく力になります。どうぞ引き続き、思いやご意見をお寄せください🌼
