



2025年8月8日(金)午後、東村山市議会・厚生委員会にて、以下の4件の陳情・請願が審査されました。寄せられた声をもとに、現状や課題、他市の状況と比較しながら、活発な意見交換が行われました。
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1. 手話言語条例の制定を求める請願
市民から提出された、東村山市での手話言語条例の制定を求める請願。
現在、東村山市でも手話講習会等は行われていますが、条例制定によってどんなメリットがあるのか、今後の施策への影響についてはさらなる検討が必要との意見が出されました。
次回委員会では、請願者ご本人から手話を交えた直接のご説明を伺うことが決定されました。
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2. がん患者のアピアランスケア助成制度創設の陳情
脱毛や皮膚の変化など、治療に伴う外見の変化に対応するアピアランスケアの助成制度を求める陳情です。
東京都内では42の自治体で既に実施されていますが、東村山市では制度が未整備です。委員会では、他市の事例や患者ニーズを参考に、前向きに検討していく方針が共有されました。
今後、制度設計や対象範囲の検討、医師会との連携、患者への聞き取り調査などが課題となります。
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3. 男性へのHPVワクチン接種助成を求める陳情
中咽頭がんなどの予防につながるHPVワクチン接種について、男性への助成制度の創設を求める陳情です。
現在、女性への接種は定期接種(公費負担)ですが、男性は任意接種で自己負担が大きく、補償制度も十分ではありません。
市では制度創設に向けた検討はこれから。接種費用、補償体制、副反応時の対応窓口などの整備が必要です。
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4. 高齢者見守り事業の強化・「シルバー交番」導入の陳情
「高齢者見守りの体制が十分でない」として、見守り強化やシルバー交番の導入を求める陳情が提出されました。
市では現在、包括支援センターと民生委員・老人相談員の連携で対応していますが、課題や改善点について意見が分かれました。
次回委員会では、陳情者から直接お話を伺い、さらに丁寧に検討を進めることが決まりました。
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今後の進め方
それぞれの陳情・請願について、次回委員会での直接ヒアリングや討論を経て、結論が出される予定です。
みなさんの声をもとに、よりよい制度の実現に向けて、引き続き丁寧な議論を進めてまいります。
今後も、議会での議論や審査内容を随時ご報告してまいります。引き続きご意見・ご関心をお寄せください。
