中学校給食、ついに全員給食化へ!実現までの道のりはここから始まった!
12 月市議会における市長所信表明において、中学校給食について令和8 年度から全員給食化を進めることが発表されました。現立憲民主党かみまち弓子が民進党時代から先輩と共に市内で訴え続けていた政策がついに実現へ!
平成29 年6 月議会で中学校給食における完全給食化を初めて取り上げる!
当時から子どもの貧困対策に取り組み続け、かみまち弓子が平成29 年6 月議会において初めてこの問題を取り上げ、栄養格差を縮め、子どもたちの健全な育成を図り、また食育の観点からも全員給食を推進すべきと訴えました。
当時の市の答弁では、食育に関しては、中学校の授業の中で地場野菜を取り入れた調理実習や献立作成等を行ったり、また職場体験では、市内の農家へ出向き野菜の収穫を体験するなど、郷土への関心を高めるなど様々な取り組みを行っている。また子どもの成長過程における食育の一環として、食に関してみずから選択することが必要であるため、ご家庭からのお弁当やみずからお弁当づくりに取り
組むことなども、正しい食生活を定着させるためには大切であるとの答弁がありましたが、貧困家庭への対策、共働き世帯における負担の軽減、地域野菜等を使用した食育の推進の観点では充分とは感じられなかったため、以来、当時の先輩議員と共に街頭での活動や議会においての訴えを続けてきました。
いつ実現するとも分からない、地道で気が遠くなるような時間でしたが、保護者切実な願いを背景に、実に9年目にして実現することになりました‼ 誰もが平等に安心して給食が食べられる日が来ることが本当にうれしく思います。
令和5年12月議会一般質問主な答弁
12 月議会では、前回に引き続き、児童クラブにおける長期休業期間の昼食提供についての状況を確認しました。主な答弁は以下の通りです。
Q:具体的に検討するにあたって、実施する場合のスケジュールなどは決まっているか。
A:現状や課題を整理する必要があることから具体的な実施における時期を検討する段階ではありません。
Q:スクールランチを活用しての食事提供は検討できるのではないか。
A:学校給食のように一定の食数が確保できるのか、また学校に隣接していない児童クラブへの配達や集金方法やアレルギー対応についてなどの様々な問題もあるため、現状は具体的な検討には至っていない。
Q:共働き世帯の増加により、子どもより早く出勤する家庭では短い時間でも子どもが一人になってしまうため、朝の校庭を開放する自治体が出ており好評であることから、東村山市でも導入の検討をしてはどうか。
A:子ども計画策定に向けて意向調査を行っているが、実施にあたっては人材面の確保や費用面などの課題、また児童の声による近隣とのトラブルやケガをした場合の処置を勤務時間前の職員に頼るなどの教育現場への影響を考慮する必要がある。
過去5年間で実現した議員提案の3分の1をかみまち弓子が提案!
議員活動の中で、市民からの要望や他市の政策研究、視察などを通して当市に取り入れたい政策などを一般質問の中で提案することがあります。こういった議員発信の政策提案がどれくらい実現しているのかを問う質問がこの12 月議会の一般質問でありました。市の調査によると、議員からの提案を受けて検討し、実現に至った政策はこの5年間で31 件とのことでした。議員25 人で換算すると一人当たり1.2 件程の平均値ですが、この中の10 件は、かみまち弓子の提案によるものでした。これまで様々な視点から提案を提案をする中で、周りから色々と言われることも多いですが、こうして実を結んでいることを知り、改めてより良い未来のために、東村山の明日を考えていきたいと思いました。
編集後記
みなさま、2024 年も何卒よろしくお願い申し上げます。年明け早々に能登半島地震、羽田空港事故があり、痛ましい災害、事故が続き、東村山では火災もあり、被害に遭われた方、今も避難中のみなさまにお見舞い申し上げます。
能登半島地震被災地支援で何かできることはないかと思い、義援金募金活動もさせていただいて
おります。
立憲民主党本部を通じて責任をもって被災地に届くよう致します。みなさんとともに苦難を乗り越え、良い年にしたいと思います。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。