28年前の1995年3月20日。宗教団体の毒ガスにより多数の死傷者を出し日本社会の信頼感を根底から覆すほどの未曾有の事件が起こった地下鉄サリン事件。
突然命を奪われた方々に哀悼の意を表します。
事件現場近くの出版社で編集記者なりたて1年目の私は、異臭で誰もがハンカチや布で鼻や口を覆いながら地上に苦しみながら出てくる大勢の姿や、搬送される姿をみて、日本は、この国のこれからがどうなってしまうのか、不安にさいなまれました。
自分自身に何ができるのか。。。
日々の生活で疲労困憊し、疲れ果てもっとも政治を必要とし、政治の支援が必要なところに行き渡らない。
これからの未来をつくる子どもたちに残す社会は、今の私たちが作っている。
生きるのが大変で困難な世の中だからこそ、生き抜くためも、ひとりではとてもできないことでも、周りの仲間たちや多くの志を同じくするみなさんと一緒に行動することで大きな力となり、より大きな一歩へとなる。今日を明日へと繋いでいくためにも…思いを伝え続けていきたい。
切にそう思います。
ことばにしきれませんが…苦しみ続けている、いた、その苦しみが、どうか、やわらぐ日がきますように…。心から祈っております。