4陳情第5号、消費税の適格請求書等(インボイス)保存方式導入中止・延期を求める陳情につきまして、賛成の立場から討論いたします。
陳情理由にあります、コロナの感染者、減少傾向にあるものの、現段階でも予断許されず、本当に私たち市民がこれまで経験したことのない緊急事態宣言により、経済活動、人為的な抑制を余儀なくされて、急激かつ大幅な景気後退となっている。そして、東村山でも様々な地域経済対策を打ち出し、立て直しを図っておられますとあり、そしてやはり東村山市として地域経済を守る観点から、ぜひそうした意見書を国に提出してくださいという理由が書かれております。
先ほども様々に委員間で話合いが行われた中で、私のほうからも言わせていただきましたように、やはり本当にコロナ禍、そして物価高騰の影響もあり、多くの事業者、厳しいです。そうした中で、このままインボイス制度の導入を進めるということは、さらに困難な状況に事業者をますます追い込むことになりかねません。
実際にインボイス制度の導入の目的、消費税の軽減税率制度の下で、仕入れ額、税額の控除を正確に行うことですけれども、多くの中小零細事業者、専門家が指摘しているように、現行の方式でも適正な課税は可能であり、インボイス制度導入の必要性自体がないとも思われる中、この中止・延期をぜひとも東村山市から意見書を提出してくださいという、市民の方の大切なそうした申出、そうした思いです。
こうしたものは、ぜひとも採択すべきでありということで、討論といたします。