東村山市議会
6月議会の最終日。
四年度補正予算二号について質疑をしていきました。
自民、公明、共産党さんからはじまり、無会派6人が、それぞれ質疑していき、わたしは最後。
重なってる質疑は割愛していきます。
質疑をし、市民の暮らしを守る予算案に賛成をしました。
そして#東村山市議会
4陳情第4号 緊急事態に対応できる憲法のあり方について国会審議の促進を求める意見書の提出に関する陳情書が付託された政策総務委員会では不採択となったのが、本会議では自民公明の数で、採択となり、そして議員提出議案第6号として急遽提出されました。
議員提出議案第6号に関し、反対の立場で討論しました。以下討論内容です。
議員提出議案第6号に関し、22番 かみまち弓子、反対の立場で討論します。
4陳情第4号 緊急事態に対応できる憲法のあり方について国会審議の促進を求める意見書の提出に関する陳情書が委員会では不採択となり、本会議では採択となり議員提出議案第6号となりました。
まず、順次が議論進んでいると議案提出者から説明、答弁がありました。であるならば、すでに国会審議がなされて、含意が満たされていると考えます。
「憲法のあり方」ということでいえば、
2007年には憲法改正国民投票法が成立し、
2011年には衆参両院に憲法審査会が設置され、
特に2012年以降の第二次安倍政権下においては、96条の改正論に始まり、緊急事態条項の創設、9条への自衛隊明記など焦点を変えながらも、憲法改正が熱心に唱えられてきたことは事実かと思います。
安倍政権下での改憲は実現しませんでしたが、2021年の衆議院議員選挙において憲法改正の必要性を訴える勢力が3分の2の議席を獲得し、憲法改正の発議が現実味を帯びたことで、改憲論議が現在活発化し、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、日本の平和主義のあり方、を問い直す議論が盛んに主張されている現状があります。
そうした背景のなか、先の質疑における答弁を聴いていると、強制力がなかったなど、この陳情をもとにした意見書は現行のものでは対応できない、憲法のあり方そのものをどのような災害が起こるかわからない、という姿勢のもとに国会のなかで議論をしてほしい。そのうえで憲法改正が必要ならそうなる、中身は国会に委ねたいとのこと。
けれど、数の論理で構成されているなか、前のめりの結論ありきになるのではないかと危惧します。
憲法順守義務のある国会の側が改憲ありきで憲法審査会を開き、議論を進めようとしていることに懸念を示し、立憲主義が蔑ろにされている現状に対して「立憲主義を守り回復させなくてはならないと考えます。
含意はすでに満たされることが先の提出者により答弁もあったことで、東村山市議会として一致し、意見書を提出することの必要性、妥当性がみあたらないので意見書を提出することに反対し、わたしかみまち弓子は反対の討論とします。