立憲民主党 枝野幸男代表、泉 ケンタ政務調査会長に要望書を、性犯罪刑法改正の議論のための学習会企画自治体議員一同で提出しに行きました。
かみまち 弓子 東村山市議
酒井なつみ 江東区議
宮原りえ 清瀬市議
高木さとこ 狛江市議
滝沢やすこ 江戸川区議
この度、党の政務調査WTにて性犯罪刑法改正における議論を終え、立憲民主党として「性交同意年齢を現行の13歳以上から中学卒業後まで引き上げることを求める」という案を示したと伺っております。
しかし、一方で、「成人と中学生の真摯な恋愛を妨げることになる」との理由から、年齢の引き上げに慎重な意見があるために、WTとしての見解がまとまらず、今後は法務部会で引き続き議論が継続されると報道されています。この件においては、社会の常識的な見解を逸脱した残念な発言も報道され、私たち自治体議員も非常に落胆しております。
これまでの国での性犯罪刑法改正のための検討委員会での議論、また党として被害者団体からのヒアリング、また、私たち自治体議員有志で企画しました都連主催の学習会(島岡まな教授)を経て、私たちの得た結論としては、「性交同意年齢を義務教育を終える年齢まで引き上げることが、中学生女子の被害実態を現行刑法では保護できていない現状から、絶対必要要件である」という見解にたどり着きました。
立憲民主党は、人権を尊重し、ジェンダー平等の確立を綱領にも掲げる政党として、すべての政策にジェンダーの視点を持つ必要があり、被害者の実態に沿う刑法改正を求めるべきです。
同意年齢の引き上げ以外にも、「暴行・脅迫や心神喪失・抗拒不能の要件の在り方(不同意性交等罪の創設)」に関しては、同意なき性交等、不同意の性交等を適切に処罰する規定を設け、No means No、さらにはYes means Yesという先進的な解釈での犯罪規定とする改定を国に求めることを、立憲民主党の国政に要望致します。
法務部会にて継続する性犯罪刑法改正のご議論において、私たち有志の意見もご共有いただけますことを切に願っております。
以上