レポート1:令和5年6 月議会一般質問要旨
新たな体制で始まった6 月議会の一般質問では子どもたちの命と居場所についての質問、そして避難所での性犯罪対策を取り上げました。
小中学生の不登校児は増加傾向!対策の強化との学びの保障・心理ケアの強化を!
不登校の小中学生の実数と過去3年の傾向について質疑をしたところ、小学校では前年に比べて約19%増、中学校では約9%増といずれも前年より増えていました。市の答弁では、それでも東京都や国の伸び率に比べては当市においては抑えられているとのことでしたが、コロナ禍における漠然とした不安感や孤立感が広がりを見せた結果であると思います。
当市についてどのような対策をとっているかについては、安心して通える魅力ある学校づくりで未然防止をしたり、訪問支援員やスクールカウンセラーの配置の拡充による早期支援の実施、家庭との連携を強めるなど、社会的自立ができるよう支援に努めているとのことでした。
他にも医療機関や保護者などの自助グループなど教育行政と異なる支援体制もあることから、必要に応じて情報提供を行いながら多様なニーズに対応できるようにしているという答弁がありました。
様々な対策を講じていても、まだ減少に転じるまでには至っていないため、引き続きの対策や、相談される側の学習、教育機会の増加を含め、新たな居場所対策としての図書館サードプレイスなど、更なる支援体制の強化を要望しました。
安心安全に学校に通い帰宅できる見守りシステムは早期に全校導入を!
1期目から訴えていた見守りシステムについて小学校2校で先行導入が始まっているが、市内全校への早急な導入をすべく質疑しました。
市としては、先行2校の事象を検討しながら取り組み状況に応じて順次拡大していきたいとのこと。
早ければR6 年度に全校に開始したいという答弁も得られたが、府中市では全校導入に3年を要していることもあり、今後の取り組み状況を注視していきたいと思います。
災害時避難所での性犯罪防止を!避難所運営連絡会の女性リーダーの充実を求めました
災害時避難所における性犯罪が発生した事例を受け、避難所連絡会での女性比率の増加の重要性について質疑しました。名簿登録上では女性比率40.1%とのこと。女性比率の増加の重要性について市と認識を合わせ、更なる比率の増加、また女性リーダー育成が犯罪抑止につながることを改めて訴えさせていただきました。
レポート2:「立憲民主党」会派を結成!
東村山市議会議員の新たな任期が始まり、初当選の清水健文議員とかみまち弓子は「立憲民主党」会派を結成、かみまち弓子は代表となりました。この結成により、お互い連携をしてこれまで以上に市民のために協力して政策を進めて参りたいと思います。立憲民主党会派の結成により、市民の声を何よりも大切にし、地域の課題解決や子ども子育て施策、福祉の充実、防犯・防災力の強化などを推進していきます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
また、かみまち弓子は次の委員会や組合議会にも選任されました。市のまちづくりや環境に関する政
策や計画を審議する「まちづくり環境委員会」多摩六都科学館の展示内容の決定などに関する議論や意
思決定を行う「多摩六都科学館組合議会」、市の総合計画策定に関する議論や提言を行う「東村山市総合計画審議会委員」、議会の運営や議事進行に関する事項を審議する「議会運営委員会委員」にも選任されました。
レポート3:「東村山の明日を考える会」交渉団体を結成!
初当選の清水健文議員、わたなべたかし議員、かみまち弓子の3 人で、交渉団体「東村山の明日を考える会」を結成し、かみまち弓子は代表となりました。私たちは、小さな声を大切にし、地域の発展と市民の幸せを追求するために、課題解決に向けて努力し続けます。私たちの目標は、より良い教育環境の確保、社会的弱者への支援の充実、環境保護の推進など、東村山市の将来を明るくするための政策実現です。
市政の意思決定において市民の声を反映させる努力を惜しまず、東村山市の明日をより良いものにするために、みなさんと共に頑張ってまいります。
また東村山の明日を考える会として、第1回目の議会報告会を開催しました。お集まりいただきましたみなさま、本当にありがとうございました。報告会では参加者も含めた自己紹介や意見交換、議会で話し合われた内容を共有させていただきました。
2023 年度補正予算として、低所得子育て世帯・ひとり親子育て世帯への児童一人あたり50,000 円特別
支給や、送迎バス置き去り防止(ブザー・カメラ設置)を含む幼稚園・保育園児童福祉費補助金(0.62 億円)、東村山市独自のデジタル通貨など市内の地域経済活性化のための事業検討費(0.69 億円)などの報告の他、多くの市民の関心が高い駅の連続立体講座事業の完成が延期される問題についても報告しました。今後の動向についても注目したいと思います。
編集後記
お支えくださるみなさんのお力で、東村山市議会議員として3 期目の活動をスタートさせていただき
ました。
新人の清水健文さんと立憲民主党会派、同じく新人のわたなべたかしさん含め3人で東村山の明日を
考える会の交渉団体を組み、さらに市民のみなさんと一緒に考え、行政に伝え、昨日よりも今日、今日よりも明日が、生きていて良かったと思えるように全力で取り組んで参ります。
どうぞよろしくお願い致します。