立憲民主党ジェンダー平等推進本部勉強会(第1回)
本部長に枝野幸男代表が就任し、立憲民主党ジェンダー平等推進本部の「日本の社会保障システムをジェンダー視点で見ると」をテーマに、東京大学社会科学研究所名誉教授の大沢真理さんにご講演いただきました勉強会に、オンライン参加しました。
「代表が先頭に立った推進体制の確立」については先行する形で自身が本部長に就任し、大河原雅子衆院議員、徳永エリ参院議員の2人の本部長代行を中心に議論をして一緒に進めていきます。
勉強会には、福山哲郎幹事長、同本部事務局長打越さく良参院議員ほか、オンラインで国会議員や総支部長、私たち自治体議員など約80人が参加しました。
勉強会では、大沢真理さんが「日本の社会保障システムをジェンダー視点で見ると――災厄への脆弱性は用意されていた――『平時』対処が逆機能し『有事』には有害に」をテーマに講演。日本はコロナ以前から「男性稼ぎ主」が標準で、税・社会保障制度が低所得者を冷遇、共稼ぎやひとり親の貧困を増幅、SDGsに不誠実であり、それがコロナ禍での一斉休校や外出自粛などやみくもな政策によりひとり親や共稼ぎ世帯の稼得活動を困難にさせ、失職・休業や所得低下は子育て女性に集中していると説明がありました。
また、災害において防災会議の女性委員比率によって常時備蓄の有無や、避難所運営指針等の記述があるなど、防災分野での意思決定等におけるジェンダー平等の必要性を強く訴えました。
これからも、枝野代表やみんなでしっかりと学び政策提言へと生かすべく声を伝えていきたいと思います。