全国学童保育連絡協議会・三多摩学童保育連絡協議会主催の
第46回全国学童保育指導員学校を
午前から夕方までオンライン受講しました。
全体講義は
「コロナ禍だからこそ「子どもの最善の利益を」」早稲田大学名誉教授の増山均先生から、あそび、遊び、休息の大切さを。
主に指導員さん向けの学習会でしたが保護者や行政担当者、設置運営者、議員など様々な方も参加されました。
「よく遊び、よく学べ」
本来は遊びが先、だけど実際は学びが先になって学びを取り戻そうとするが、遊びを取り戻そうという声がない。学びの中に遊びがあるのではなく、遊びそのものに価値がある。
遊びの本質は密。ドキドキ、わくわく、ハラハラする遊びが重要。それが奪われたのがコロナ。
遊育の持つ社会的な意味をもっと広げなければならない。
ヨーロッパでは「子供の遊びや文化を保証する」ことが明記されている。
コロナ禍の中、政府は学校は休校を要請し学校では少人数制が導入されるも、学童保育は何ら改善がないので子どもの最善の利益を!
また分科会「学童保育における家族支援」も、現場からの指導員さんの切実な声に、元東京成徳大学の下浦忠治講師から予定時間を超えて、説明、ていねいに質問に答えてくださっていました。
学童は学校や自宅ともまた違う、もう一つの大事な居場所。子どもたちにとって帰れる居場所。指導員さんたちが守られることがとてもたいせつです。